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さっきいた女(ひと)が、次ぎ見たときにはもういない リトルネロ どう見切りをつけたんだい? 今この一瞬に トイレまでのランウェイ 私と同じ 安バック連盟が横切る 前を見ず、誰かの自転車の後ろに乗って ずっと木々の葉脈を見上げていたいのに 一分一秒歳くってるのに 緑のストローの指す方 ピンク帯エッセイの生モノが遍在し 悩む、学ぶ、くっちゃべる ふと消える スコールの特急が走り去る 深夜のホーム 遅れた風を受けたら 白熱灯→蛍光灯→白熱灯を繰返す リトルネロ 架空のおままごとで また明日 #
by elanvitalyuki
| 2008-08-09 23:13
| Poem
もんやりと下りてくる熱い空気をうけながら あの白黒ハッキリした陰影を作るマッチョな青空に向かって上ってゆく気が 沸かないのです 本を読みながら、何本も見送ります ベンチに座って・・・ ありえたかもしれない可能性やタイミングをね 同等に暗い隙間に、匿名的駅の始点と終点を 行ってるのか 帰ってるのか その先は その前は あそこが試験会場となる度に 建築家や弁護士を目指す人と間違えられながら 特別なここ一番でない日常に 駅から歩きます 500のペットボトルがぬるくなってしまうくらいの忍耐力しかないのですから・・・ 周囲にすぐ順応して 左から切る風と背後で右から切る風の中で 信じてしまった私にビアードパパを #
by elanvitalyuki
| 2008-07-28 22:06
| Poem
クレッシェンドのアメリカラブソング お腹一杯のDメロ 差のないイコライザの日常で 「圧倒的に」 「抜きん出て」を仮想して 心地よい喉の振動は 誰もいない響く場所で 点数倍になる秋の祭典 何も残らないその時間 ケーブルもテレビも行きつけのサイトも冷蔵庫も 全て気に入らないその好機 乾燥した目と画面に残る光の残り香 静寂に立ち向かおうと 若者奮い立たせるNHK ただただカッコいい彼らを横目に ユニクロパジャマ こうなってることが良い状態 あそこにむかっているのが認められる 分かりもしないのに急き立てられる 巻き返しを図ろうとした 次の日の今日が 無かったことにの一日が 終わる #
by elanvitalyuki
| 2006-10-08 03:29
| Poem
希望がないとか、書いていたのですが 以外に、次の日に希望を感じたりするものです。 2/27―3/5までワークショプに参加していて 一日目にして、講師の山崎広太さんに救われたのでした。 よくよく考えてみると 結果的に、最近ワークショップやセミナーにはまっている自分がいました。 様々な人と出会い、普段は単なる肩書きでしか把握しない他人と 短期間で相手の立場にたちながら相互理解が深まるワークショップは、 家庭・会社・国などと個の関係性が疲弊している今、 コミュニケーションの分野の逃走線の一つなのかもしれません。 イッセーさんのワークショップの時も 単に写真の現像のアルバイトされてる方とお客として出会ったことがあったり 図書館で本を貸し出してもらう関係があったり 大した交流もその時はないのですが、思っても無い人とワークショップで一緒にやると 各個人の情報量が格段に増え、その人だけでなくその職種の人々に対しても、 それぞれの境遇があることを思いやれたり、愛したりできるものです。 さて、今回は 国内外で活躍中の振付家・ダンサー、山崎広太氏を迎え、 ワークショップと成果発表公演を行うというもので、 「ダンス」はホールの中だけの上演に留まらず、 公園や路上などの屋外をはじめ、室内、空き店舗など、 舞台上でスポットライトを浴びて上演されるダンスとは違い、 自然光が降り注ぐ街の喧噪の中で繰り広げられる、 その場所その場所で成り立つ、 「サイトスペシフィック」なダンス作品を、山崎広太と共にワークショップを通して創り、 実際に様々な場所へ出向いて公演を行うものでした。 コンテンポラリーダンス初体験の私とnoeで行ってきました。 今回特に感じたのは、山崎さんから教えていただいたダンスは とてもアファオーダンスの理論に近いということです。 その場にどう自分が存在しているのか、空間を感じながら、即興で踊る ということは普通のダンスのあり方の真逆で 主体が消えて、場と自分が融解する瞬間があるように思いました。 お風呂上りに自分の熱が外温と混じっていく時にも似ています。 初体験なのに、私たちの創作楽器も使いたいという主張を受け入れてくださり リバレインのオープニング、ギャラリー、神社、市役所と たくさん出番を与えてくださった山崎さんにとても感謝しています。 山崎さんのキャラクターや、意識の流れ自体に学ぶことが多く 普通にしている時も何か踊りの一部であるかのように 佇んでいらっしゃるのは素敵でした。 来年も福岡でワークショップをしにきてくださることを noeと願っています。 Photo by noe&YUKI #
by elanvitalyuki
| 2006-03-08 17:00
| Diary
大阪に行ってきました。 たこ焼きを何度も食べてしまいました。 たこ焼きをひっくり返す手も 焼きそばを野菜とまぜる手も 無駄がなく、ドゥルーズの「なる」や「~機械」を彷彿とさせます。 気温は1度。 手袋を忘れたことを後悔しましたが カイロに助けられました。 「携帯ぬくもり機」は、モバイルです。 朝の誰もいないビジネス街は朝の光を浴びて 元気をくれる場所でした。 仕事をする外人と語り合う恋人がそれぞれ 朝と夜をミックスさせていて 街の中でそれぞれの場所を獲得していることは とてもアートに感じました。 近畿大学に続く古い商店街を歩いていて 置物のように私がいくら近づいても動かない 番犬君の玄関での空間が 彼なりの時間をあらわしていて 愛しいものでした。 それぞれが、ちゃかりと、ひっそりと、まったりと お気に入りの場所が時間と共に生まれては消えています。 #
by elanvitalyuki
| 2006-01-19 00:57
| Diary
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